top of page

日々のバージョン

  • 執筆者の写真: Koki EBATA
    Koki EBATA
  • 2021年9月4日
  • 読了時間: 2分

7月26日から「夏空と銀色のブローチ」の編集を始めましたが、全く思うようには進まず、タイトルからシークエンスまで、進んでは戻りの繰り返しで、40日が経過しました。

「女として生きる」のときは、編集自体が何も分からず、83時間あったテープを3ヵ月かけて文字起こしし、6ヶ月かけて粗編を作っていました。

あの作業中に感じたのは、公になるかも分からない作品の編集は単なる賭けで、先の見えない作業に鬱々としていたことです。

今は映画製作のポストプロダクションの手順が見えていて、少なくとも映画が完成するまでは手元に置いておかないといけないのですが、やはり製作ノートから、スクリプトの作成、粗編の書き出しと、とにかく細々とした作業が山積みで本当に終わりが見えません。

ただ、私の場合は納期や条件があるわけではないので、好きな時に好きなように編集作業を進めています。

それでも制作費ほぼ0円で映画を作るのには限界があります。

いくら固定カメラ、自然光、同時録音で撮影していても、フォーカス助手も、録音技師も、照明スタッフもいないので、妥協しなくてはならなくなります。

その妥協と粗が編集時になると出てきて、ああこの場面は、映像の力が弱いな…整音や色調補正、ナレーションで乗り切れないかと考え始めます。

ここで自然と解決策が出ればいいのですが、困難を乗り越えようと、考え抜いたり分からないからと放置すると、悪循環にはまります。

今がそれです。

全体作業の60%が終わり、そこそこの質は維持できていても、そこからあと一歩、多くの人に見てもらえる作品にするのが大変です。

課題は見えていても、それを実現するだけの力量が私に不足しているからです。

映画作りが楽しいのは、一人で抱え込まず、人にお願いすることだと思うので、私は良いインスピレーションが湧くまで一旦、おやすみします。

よく寝ると、夢の中で問題が解決するはずですから💤

 
 
 

最新記事

すべて表示
スーザン・ソンタグ『女性論』より「女性の第三世界」試訳未校正

注 本稿は一九七二年七月、『リブレ』誌編集部から私を含む六人の女性(シモーヌ・ド・ボーヴォワールとイタリア共産党議員ロザーナ・ロッサンダを含む)に送られた質問状への回答として書かれた。『リブレ』はパリで編集されているマルクス主義的な傾向をもつ新しいスペイン語政治・文学季刊誌で、本作は同誌の一九七二年十月号(第三号)に、スペインの小説家フアン・ゴイティソーロの翻訳によって掲載された。『リブレ』の読者

 
 
 
スーザン・ソンタグ『女性論』より「老いのダブルスタンダード」試訳全文

「おいくつですか」 問いかけるのは誰でもありうる。答えるのは女性、フランス人が遠回しに言うところの「ある年齢」に達した女性である。その年齢とは、二十代前半から五十代後半まで、どの地点を指していてもおかしくはない。もしそれが、運転免許証やクレジットカード、パスポートの申請といった、事務手続き上の問いであれば、彼女は自らを強いて正直に答えるだろう。婚姻届の記入で、将来の夫が自分よりわずかでも年下であれ

 
 
 
第2回 とらのもん映画祭 2026

2026年8月8日に日比谷図書文化館コンベンションホールで開催される第2回 とらのもん映画祭で審査員をすることになりました。 詳細はこちらになります↓ https://sites.google.com/view/toranomon-filmfes/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0?authuser=0

 
 
 

コメント


  • Twitter
  • Instagram

©2020 by Koki

bottom of page